北澤篤史です。
ワインは洋食に合わせる酒というのは、相当に古い認識になります。
いまや和食にワインを合わせるのは、むしろ常識といってもいいでしょう。
有名料理亭などはさまざまなワインをとりそろえているところが多いですし、寿司屋でも天ぷらやでもワインが置いてあって不思議ではなくなっています。
和食は洋食に比べると、全般に味が淡白です。
そのため、白ワインを合わせる傾向が強いです。
確かに白身魚や貝類の刺身などには、辛口の白ワインがぴったりはまります。
ですが、同じ白でもフルーティーな奄美の強いものを刺身と一緒に飲むと、魚の生臭さが強調されるような感じがして、あまり好きではありません。
一方、赤ワインはあまり和食に合わないと思われがちですがけっしてそんなことはありません。
和食に欠かせない醤油との相性もいいですし、マグロのトロの刺身や握り寿司には赤ワインが驚くほどマッチします。
上級のマグロを口にした後、これまた上級の赤ワインを飲むと、チーズを食べた後にワインを飲んだときと同じような、なんともいえないまろやかさが口に広がります。
ぜひ試してほしい組み合わせですね。
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