北澤篤史です。
まず赤ちゃんの平熱はどれくらいなのでしょうか。
大人だと36度〜36.5度くらいが平均的ですが、これが赤ちゃんや子供だと体温が少し上がる傾向にあります。
ただ、実際はもっと低いという人が多く、平熱の平均は下がりつつあります。
一方赤ちゃんの平熱は36.5度〜37.5度くらいまでなら大丈夫だと言われています。
大人だと微熱だなと感じる体温ですよね。
また赤ちゃんは寝起きにすごい汗をかいていることが多いのですが、これは眠くなると体温を上げるためなのです。
そのため、ちょっと子供がぐずりだしたら手を握って温かいようなら眠いのだなというサインになります。
こうして赤ちゃんは寝入りから寝起きに体温を調節して低いところから上げるようにしてコントロールしているということなんですね。
赤ちゃんの寝起きの体温が低い原因は?
赤ちゃんの寝起きの体温が低い原因は、主に2つあります。
睡眠中に汗を大量にかくため
ひとつめの原因はズバリ、汗による冷えです!
赤ちゃんや子供というと、かなり睡眠中に汗をかいているので寝起きに見てみると髪の毛がびっしょり…ということも珍しくはありません。
汗をかくということは体温を低い状態にもっていく効果があるので、赤ちゃんや子供は寝起きの体温が低いのです。
汗が原因で体温を下げるというのは、大人が熱を出した時に使う有効な治療法でもありますよね!
寝起きが悪いというのは、なかなか体温を上げるのに時間がかかってからだにエンジンがかからないせいなのです。
赤ちゃんが寝起きにすごい汗をかいていたら、頭を拭いて服を着替えさせてあげてください。
体温が低い状態になり、風邪をひいてしまう可能性があります。
睡眠中は体温を下げるため
もうひとつの原因としては睡眠中はからだがお休みモードになるので、赤ちゃんや子供だけでなく大人も体温が低い状態になります。
これは血流が緩やかになっているからなのですが赤ちゃんは割と体温が下がりにくく、子供はきちんと下がる傾向にあります。
寝起きに体温を測ると、だいたいいつもより1度以内の範囲で低い数値が出ることが多いのです。
これはからだが起きて活動していくうちに勝手に上げるようになっているので特に心配は要りません。
子供の体温を上げるにはどうしたら良い?
では、赤ちゃんや子供の寝起きの体温が低い原因がわかったところで、その低い体温を上げるためにはどうすれば良いのかをご紹介します。
子供の低体温化が進んでいて免疫力の低い子が昔に比べて増えています。
またアレルギーの発症や情緒不安定になったりすることもあるので、注意が必要なのです。
では子供の体温を上げるための対策を見ていきましょう。
毎日湯船に浸かること
体温を上げるためには、まず毎日お風呂に入ることなのですが、最近はシャワーだけでササっと済ませてしまう子供が多く、これが低体温の原因のひとつとなっています。
シャワーだけですませずに、毎日きちんと湯船に入って定期的に体温を上げるようにしましょう。
厚着をさせないこと
赤ちゃんや子供は普段から体温が高いので、厚着をさせすぎると常に汗をかいて体温が低い原因となってしまいます。
子供は風の子、というように大人より着させる洋服は一枚少なめくらいがちょうど良いのです。
赤ちゃんや子供の寝起きには体温をしっかり確認して、汗などの対策をしっかりおこなうようにしましょう。
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